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GPC型粉砕機
3種のローターを選択し、ご要望に沿った粉砕を致します!!
GPC型粉砕機は、必要な粒度が得られる粉砕機です。
粉砕は、回転刃と固定刃との間に発生する剪断力で行い、上部から投入された対象物は、下部のスクリーンを通過し排出されます。
粉砕条件に応じて、ローター選定!!
S型ローター
S型ローターは、ビニールやゴム等の柔らかくてやや弾力性がある物に適しています。回転刃の角度は、固定刃と重なり対象物を剪断する際の効率を考慮し設計されております。また、隙間を空けることで、破損や摩耗の原因となる熱を逃がしやすい構造にもなっております。
V型ローター
V型ローターは、主にプラスチックの粉砕に適しています。V字型に取り付けた回転刃は対象物を中央に集めていきます。これにより、粉砕室各面との接触を減らし、摩耗を抑制します。
C型ローター
C型ローターは、小型ゴム、プラスチックパイプ等の上記ローターに比べて硬い物や厚さがあるものに適しています。
階段式に取り付けた回転刃は、対象物を剪断する際の衝撃力を最小限に抑え粉砕していきます。また電線の粉砕にも使用できます。
スクリーン
粉砕された対象物は、スクリーン(網目)を通過して排出されます。
網目の大きさを変えることで、処理物をご要望の粒度に調整出来ます。
安全性
GPC型粉砕機は、長く安全に使用して頂くために事故や機械の破損を未然に防ぐことを考慮し、取り入れております。
安全スイッチ
ホッパーの開放時は、危険なため機械が起動しないように近接スイッチを取り付けてあります。
※制御盤には非常停止ボタンも備えております。
防振ゴム
振動は騒音や機械の破損や消耗に影響を与えます。
GPC型粉砕機は、本体の足部分に防振ゴムを標準装備しております。
メンテナンス性
GPC粉砕機は、ランニングコストを抑えることを目的にセルフメンテナンスが可能なシンプルな設計になっております。主な部品の交換や点検及び清掃を容易に行えることで、頻繁に業者を呼ぶ必要なく、自身でメンテナンスを行うことが可能です。
刃物交換
刃物は処理対象物の形状、硬度等によって摩耗速度や処理能力に対して影響してきます。定期的に交換することにより、効率的な粉砕が行えますので、交換作業が容易に行えるようにボルトで固定されております。
ハンドルを回すことで開閉が容易に行えます。
作業性を考慮し、大きく開きます。刃物交換や清掃時にも役立ちます。
基本仕様とオーダーメイド
GPC型粉砕機は、より多くのお客様に使用して頂くために、ホッパーの形状や架台の高さなどの変更が可能です。当然のことながら、コンベアや選別機などその他機器との組み合わせのご要望にも対応致します。
どうぞお気軽にご相談ください。
導入事例
ブロワーと組み合わせることで作業効率が上昇します。
大きな投入口にコンベヤを挿したり、オプションでホッパーの開閉を自動にすることも可能です。
外形図
GPC型 粉砕機:仕様・寸法
型式 | 駆動電動機 | 投入口寸法 | ローター径 | 刃物 | 外形寸法 | 重量 | |||
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Model | Power | Feed opening size | Rotor diameter | Rotaing knives | Fixed blades | Dimensions(mm) | Weight | ||
(kw) | A×B (mm) | (mm) | (pieces) | (pieces) | C (L) | D (M) | E (H) | (kg) | |
GPC-40V/S/C | 30 | 762×615 | φ320 | 3×2 | 2×1 | 1226 | 1358 | 2198 | 1800 |
GPC-50V/S/C | 37 | 762×615 | φ420 | 3×2 | 2×1 | 1328 | 1427 | 2286 | 3000 |
※刃物の枚数はローターの種類により異なります。
※製品の仕様及び外観は、改良のため予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。 また上記以外の仕様・寸法については、こちらからご相談ください。
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